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ポン&オヤジ「「ナイスだ勇気!!」」
武道館の扉を塞いだポンとオヤジ達が親指を立てていた。
俺「状況は?」
オヤジ「ひとまず玄関は鍵を閉めることに成功した」
ポン「ただ、武道館の鍵持って来られたらマズい」
俺「籠城戦か?」
オヤジ「いや、打って出よう」
その言葉に周囲が騒然とした。
教師相手に打って出る!?
下手すりゃ大事になるような大問題だ。
オヤジ「お前らは寂しくないのか?」
オヤジの言葉で皆黙った。
オヤジ「俺達は先生方に世話になった。
そりゃ、クソッタレな先生もいたが、俺達の味方でいてくれた先生もいた」
確かに、俺達を怒ることはあっても見捨てることは無かった。
俺「そうだな。俺達なりに先生方に別れの挨拶と行こうぜ」
お礼参りという訳じゃない。
ただ、最後に、
オヤジ「いつもみたくじゃれあって来ようぜ!!!!」
男子一同「「「「「「おうッ!!!!!」」」」」」
どんちゃん騒ぎするだけだ。
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