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俺「なんかあったの?」
ポン「ちょっとな。
悪いが今日はもう帰る」
俺「俺も行こうか?」
今のポンは普段と違う雰囲気がする。
止めた方がいい。
本能的にそう感じた。
ポン「いや、大丈夫だ。
それよりも、オヤジのことを見ててくれ。
憑き方は浅いと思うが、一応な」
んじゃ。
と言ってポンは帰っていった。
あ。
あの法則について聞くの忘れた……。
まあ、考え過ぎだよな。
この時はまだそう思っていた。
それから数時間後。
オヤジが目を覚まし、事情を伝えて俺達は国道の合流地点に来ていた。
オヤジ「それにしても俺が憑かれるとは…………」
福田「まあ仕方無いんじゃないか?」
オヤジだってあくまで一人の人間。
いくら霊感があっても完璧じゃないんだろう。
俺「で、ポンに言われた通り来てみたけどなんか感じる?」
オヤジ「今の所は何も。ただ、ちょっと違和感があってな…………」
違和感?
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