番外編その七 拓ぼんの章

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次の瞬間にはオヤジの拳が俺を容赦無く叩きのめすだろうな。 そんなことを思っていた。 福田「うおりゃああああああああああ!!!!」 ドォンッ!!! 福田が体当たりでオヤジを弾き飛ばしてくれた。 すぐに立ち上がって福田を連れて距離を取る。 俺「ナイスプレーだよ福田」 福田「お前の顔に傷が付くと副業の女装写真売買が出来なくなりそうでwwwwww」 俺「テメェwwwいつの間にそんなことをwwwwww」 福田「冗談wwwwwwですよwwwwww」 途端に福田の顔が引き締まった。 福田「要するに、小野を倒せばいいってことだろ?」 俺「まあ、そうなんだけど…………」 ただ、福田は正直着いてこれない。 それを福田は察したらしい。 福田「分かってるよ。足手纏いだって」 でも、と続けた。 福田「友達のピンチ見て見ぬ振りするほど腐っちゃいねぇんだよな」
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