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数日前に来たっていうのは、自称「ドラゴンスレイヤー」と名乗る、若い剣士だった。なんでも、恋人の仇のドラゴンを探しに来たとかでな…
砦の方角に向かう馬車の中で、マスターはそう語り始めた。
あの時は、何か仕出かす素振りはなかったんだが…
思いにふけるマスターに衛兵が、話し始める。
ヤツは、卵を持ち込もうとしていた。明らかに龍の卵だった…街の安全を最優先に考える我々にとって、その行為は許されない事だ…。
マスター…その龍の卵を判別してもらいたい。
………。
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