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貴方は、今までやって来た冒険やクエストをマスターに話す。
時に誇らしげに、時に悔しげに…
すると、マスターは…
客人、まだまだだな。
バラフとレリーナは堪えきれずに笑い出す。やっぱりと言った様子だ…
なんだ、なんだなんだ?
……
よーし…じゃあ、わしの土産話でも聞くかい?
と、少しカウンターから身を乗り出すと、貴方以外の客達も、話を止めマスターの話に耳を傾け始める。
そーだなぁ…まず、わしの知らなかった龍がいて、また新しい発見や古代書籍が手に入った事だな。本は貸し出す訳にはいかんからな…
長い話になるが、これも長い間、店を空けていた理由として、また土産話として聞いてくれ。
それと、バラフ…皆、客人達に酒を出してやってくれ。
レ…レリーナすまないが、店の門をし…閉めてくれ。
なぁに、今ここにいる幸運な客人だけに、サービスするためさ。
今日は、わしの復店祝いだ。わしがおごる。
その代わりに話は聞いてくれよ…。
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