8697人が本棚に入れています
本棚に追加
/256ページ
「…ね、」
「はい?」
「お風呂入ろ」
…どぅえぇぇ?
「お、お風呂?」
「…三年ぶりか。
千香ちゃんの体はどう成長しているのやら。」
先輩、その言い方凄くオヤジくさいですよ…。
「意外と広い。」
「は、はぁ…
そうです、ね…」
ラブホテルのお風呂ってこんな感じなんだ…
やっぱりピンク色。
あ、アダルト的な…
見てるだけでちょっと恥ずかしいし。
「体洗ってあげる」
「えっ、いいです!
遠慮しときますです!」
「まぁまぁ。
遠慮なさらずに。
こっちおいで」
一応バスタオルを体に巻き付けてみたものの。
何も身にまとっていない先輩の素肌を感じることは容易いことで。
「…ひゃっ」
「タオル、必要ないでしょ?」
体に隙間ができないくらいぴったりと抱きよせられ、すぐに何の意味も成さないタオルを剥ぎ取られてしまった。
最初のコメントを投稿しよう!