好きの裏側

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「…ね、」 「はい?」 「お風呂入ろ」 …どぅえぇぇ? 「お、お風呂?」 「…三年ぶりか。 千香ちゃんの体はどう成長しているのやら。」 先輩、その言い方凄くオヤジくさいですよ…。 「意外と広い。」 「は、はぁ… そうです、ね…」 ラブホテルのお風呂ってこんな感じなんだ… やっぱりピンク色。 あ、アダルト的な… 見てるだけでちょっと恥ずかしいし。 「体洗ってあげる」 「えっ、いいです! 遠慮しときますです!」 「まぁまぁ。 遠慮なさらずに。 こっちおいで」 一応バスタオルを体に巻き付けてみたものの。 何も身にまとっていない先輩の素肌を感じることは容易いことで。 「…ひゃっ」 「タオル、必要ないでしょ?」 体に隙間ができないくらいぴったりと抱きよせられ、すぐに何の意味も成さないタオルを剥ぎ取られてしまった。  
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