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雅「親父、ちょっとこっち。」
志「何だ?」
雅「何でこんな見合いだって言わねぇんだよ!!
しかも、俺の写真見て向こうは知ってたみたいだが、俺には写真なしだったじゃねぇか!」(ボソッ)
志「ま…まぁ落ち着け!
ほんの数時間でいいんだ!南河さんは俺の昔からの親友でな、頼む!!」
雅「……わかったよ。」
志「いやぁ、すみませんね咲さん。」
咲「?いえ…」
雅「……。」
志「ところで、咲さんと雅樹が会うのは数年ぶりですが、咲さんはいくつに?」
咲「今年でぇ、19になりますぅ~」
雅「若いね~。俺なんかもうオッサンだよ。」
ハハハッと俺は流すが、
咲「そういえばぁ、雅樹さんってぇ弟さんがいましたよねぇ?」
雅「あ、あぁ。今日も一緒に来てるよ。
章、入っておいで」
『ガチャッ
バタッドタドタッ』
健「ってぇな…章!
急に開けんなよ!!ビックリした~っ」
弥「いたぁ……健斗、重いよ!降りてっ」
健「わりぃ!」
雅「……………」
おい、健斗と弥羅が何で一緒にいんだよ…。
健「ど~も、ど~も!
雅樹の弟、章の友達で健斗っていいます!」
咲「は…はぁ。」
章「兄貴、親父。そして南河さん、この馬鹿どもがすんません。」
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