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中二のある日、いつものように部活に行こうとした春日を日向が呼び止めた。
「あ、春日ちゃん部活?」
「うん。…どしたの?」
「あのね~…三年生に呼び出されたぁ」
なんか悪い事したっけ、と苦笑しながら言った。
「ついていく。なんかされたら、隠れてるから呼んで。」
部活で鍛えていたし、力に自信のある春日はキッパリと言った。
「じゃあ、行ってくる。絶対ここに居てね!!呼んだら来てね!!」
小柄な体を精一杯大きくみせて日向は体育館の裏に消えた。
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