分岐点

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保健医の車に荷物を運び終えたところで美晴が口を開いた。 「君の正直な気持ちが聞けて嬉しかったわ。だから、今日のことはあまり深く考えないことにする。だって私たちの物語は始まったばかりなんだもんね。ねぇ私たちきっと明日からも笑って過ごせるよね?」 「あぁ、もちろんさ。僕達はきっとうまくやっていけるさ。なんせ、美晴は僕の太陽だからさ。人間には太陽の光がないと生活できないだろ?」 「いつにもまして気障な台詞を言うのね。」と言って美晴は笑った。 美晴の笑顔に僕は少し安心してさっきの気まずさを忘れることができた。
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