そんなことより

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テリーは門番に突き飛ばされる。 「おいおい、もしかしたら学生なのかもしれねーぞ?」 テリーは門番の片方の発言に同意しようとしたが、 「バカか。騎士学校の学生なら、それらしいのは一目見たらわかるだろ」 もう片方に却下された。 「それもそうだな」 ハハハハハ、と門番2人で笑い合う。 それならとテリーは立ち上がる。 「だ、だったらこのバッチを‥‥あれ?」 いつも胸に着いている騎士バッチがどこにもない。 それもそのはず。 どうみても寝間着なのだ。
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