幼き闇の日々

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「動けるようになったのね」 目をこすりながら少女は少年の腹部を傷があったはずの場所を見つめ、優しく…少年にとっては恐怖になってしまうが…そんな声で聞く。 「……大丈夫?」 「…」 声を発さずに頷き、後ずさる。 逃げなきゃ 少年の本能が告げていた…危険だと。
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