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「あ・・・あや?何を言ってるの?」
彼女の目から
涙が落ちた
ポツリポツリ と
その時分かった
私は"綺"なんだと
医師は冷静に
「綺ちゃん、
君の名前は徳江綺だよ
彼女が誰だか分かる?」
そう言って泣いてる彼女の事を聞いてきた
「すみません」
私は本当に分からなかった
きっとこの状況から
考えると
彼女はお母さん
なのかもしれない
だが
見ず知らずの彼女を
親とは認めることは
できなかった
親が誰かも
分からない けれど
状態が把握するにつれ
私は何も分からない事に気が付いた
私は空っぽだ、、、
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