魔王の外出

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「あれ?」 目の前では魔王と勇者が戦っていた。 「ハーハハハそんな攻撃効かんわ!!」 「な、なんて強さだ。」 絶対に邪魔をしてはいけない場面だが 「そこまでだ!!」 俺は邪魔をすることにした。 「誰だ!?」 「俺の名はラルク。この西の魔界を征服しに来た!」 「なんだと!!あのトラップメーカーもといトラブルメーカーの魔王ラルクだって!?」 俺の知らないところでトラブルメーカーという称号がつけられていた。 「ラ、ラルクだって!!に、逃げろー!!」 勇者達が逃げたおかげで早く終わりそうだ。 「ってことでこの魔界は貰った~。」 「どういうことだよ!!」 魔王が一歩歩み寄ったその時。
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