プロローグ

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どうも、主人公の魔王です。 え?自己紹介?しょうがないな~ 「俺の名前はラルク。生粋の江戸っ子だ~」 「また何わけの分からない事言ってるんですか。いちよう魔王のいる世界ですよ?」 今話してきたのは第一家来(最初に出来た手下)のシエルだ。見た目はかわいい女の子だが中身は仕事熱心な真面目さんだ。 「あなたはいちよう魔王なんだから仕事くらいしてください。」 そう、みんな気づいたと思うが俺達の名前を繋げたりすると某グループの名前になるのだ。 もちろん仲間にした理由は名前だ。 「ちょっと聞いてるんですか?」 「いいじゃんこの前どっかの魔王倒したんだし。」 「魔王が魔王倒してどうするんですか。」 なんか説教が来そうだから俺は魔王の間(仕事場)を後にする。 「おう、魔王ちょうどいいや今作った菓子持って行こうと思ってたんだ。食ってけよ。」 今厨房から声をかけたのは第二家来(コック)のリンだ。この城で料理をまともに作れるのは男のリンだけだ。 「サンキュー」 俺はリンが作ったとゆうクッキーを食べる。 「味はどうだ?」 「まあまあ美味い。」 俺は口にクッキーを含みながら答える。 「クソッ、この毒でも死なねぇか。」 そうこの男は俺をいつも殺そうとしてくる。 「ま、とりあえず俺魔王だから状態異常じゃ死にゃーしないさ」 この二人が今のところ手下全員だ。俺はゲームで気に入った奴しかパーティーに入れない主義だから今は二人だけだ。
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