見知らぬオジサン…その3

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その日私は、仕事をしていた。 私が働いている店は、かなり大きな会社の支店で至る所に同じ系列の店があった。 だから、よく店同士を行き来していたんだ。 そして、また私が姉妹店に用事で行くコトになった。 『お疲れ様でした、失礼します』と姉妹店を後にして 自分の店に戻ろうとしてる途中…… 私の前に1人のオジサンが立ちはだかる!! 階段を降り立った時だった為、前に進めずにいた私に オジサンがイキナリ両手を顔の前まで挙げ、その手を交差させながら………歌った?笑) 『迷子になった、迷子になった、迷子になったよぉ~♪』 ッ!?w(゚o゚)w 明らかに酔っていた。昼間からできあがってしまっているオジサンの顔は、茹でタコの様に真っ赤で口が開くたびに酒臭い…… 何回か、同じ動作を繰り返し満足したのか、オジサンは、チドリ足で去って行った。 あれは、一体なんだったんだろう?………未だに解らないまま。
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