未来への糧
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過去のことが走馬灯のようによぎった。 俺が中学1年の初めての全国大会の時。 団体戦で優勝することができた。 その時もこの二人が引っ張ってくれた。 そんな先輩達ともこれでラストか、と思うと手に力が入った。 俺は 「やりましょう。」 とだけ言った。 ついに先輩達と戦える最後の試合が始まった。
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