バスケ少女

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「そういえば、カノンは大学でもバスケ続けるんでしょ?」 「あ…バスケは高校で卒業するつもりなんです。続けたいのは山々なんですけど…バスケで食べていけるほどの実力もないってわかってるから、将来の為にはここでスパッとやめようって思っています!」 「え~上手いのにもったいないな。カノンなら絶対お声がかかるのに。」 「それは無いですよ。RUKAさんじゃあるまいし。」 「そんなことないと思うけどなぁ。でも、意思は固そうだね。相変わらず、意外としっかりしてるわ。」 また意外って…。 「笑顔で卒業するためにも今回は死ぬ気で頑張りますよ!目指せ全国大会ー!」 「よっし、カノン頑張れー!!」 「ハイ!!!」 思い残すことが無いよう、精一杯頑張ろう。 RUKAさんと自分自身に誓いを立てたのだった。
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