一話『ナオトとハルナの神探し』
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「このチビな女と今日から組むさ!」 「……ふにゃっ!?」 見事なまでに軽々と、片手一つで宙へと持ち上げられている私。まるで猫を荒く持ち上げるかのように背中辺りの服を引っ張り上げられている私。まるで釣り上げられた魚のようなこの感覚。 「いいわ! ハルナとあんたで証明してもらうじゃない!」 デブ子とナオトの口約束が、 「交渉成立だ!」 成立した。 ……巻きこまれた、波乱の渦に。
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