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紗香:…私…何の為に産まれたのかな…
(カンコンコンコン…)
(階段を上がる音)
ナース:小栗さん…こんな所に居たのね…早く戻りましょ?風邪ひいちゃうわよ?ね?
紗香:…ねぇ?一つ聞いて良い?
ナース:…?良いわよ。
紗香:私…いつ病気が治るの?
ナース:…それは…。
紗香:治らない…の?私…。
ナース:…。
(たたたたたた…ガッ)
ナース:うぐぅ…!
(紗香がナースの服を掴み、フェンスにガシャンと当てた)
紗香:はっきり良いなさいよ!!私は治らない病気なんでしょ!?産まれ付きの…不治の病なんでしょ!?…はっきり良いいいなさいよ!
ナース:…く…くる…し…………い。
(紗香は手を話した。するとナースは力が抜けたかのように、紗香に対し怯えだした)
ナース:…はぁ…はぁ…ち…違う………違うの……。
紗香:違う?何が違うのよ!言いなさいよ!早くいいなさいよ!
ナース:違う…違うの…
(ナースは言葉の神経が麻痺したかのようにただ、違うとしか言えなかった)
紗香:ほら、所詮貴女達は暖かい職場でただたんに私見たいな患者に簡単な介護だけして死んだら、はい終りって感じ何でしょ!!…だったら、もういい…死んでやる!!私を早く殺せばいい!毒薬か何かを飲み物と混ぜて私に飲ませて見なさいよ!アナタ達も楽でしょ?一人でも居なくなれば!!!!!
ナース:………………………………………………………………………うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ……………
(ナースは力尽きた身体を無理矢理起こして出口にむけ、走った)
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