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笑いながら実験道具に触ってると、たまに一緒に遊んだりする女子グループが教室に入ってきた。 「えー!実験なのぉ?」 「私、実験無理ぃ」 どついたろか。 トロい喋り方なおしてからこい。 「てか、さっき来るとき笹井いたじゃん?!超カッコ良かったね!」 「わかる!学年で1番カッコいいよね!」 正常な女子にはそう見えるらしい。 騒がしい女子達に、アタシも梓もかなり冷めた無表情を向けていた。
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