プロローグ

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「一樹遊ぼうよ!!」 「うん!!」 あの頃は無邪気だったなぁ~。俺は一緒の病院で産まれた女の子ととても仲良しだった。 まぁ、親同士が俺達を産むとき、病院で知り合って仲良くなったから親が会うときに必然的に顔を合わせてたからなんだけどな。 「カノンちゃん!!どっちがでっかいお山作れるか勝負しようよ!!」 「一樹なんかに負けないんだから!!」 ここでこんなに仲良くならなければ将来こんな事にはならなかったはずなんだけどなぁ…。 「私の勝ちだね!!」 「なんでカノンちゃんはそんなに大きいのが作れるの??」 「天才だからだよ!!」 いやぁ~。アイツ昔もこんなにうざかったんだ。 まぁ、確かに天才だけどね…。
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