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「あ゙ぁ゙あ゙あ゙ぁ゙ぁ゙あ゙あ゙ぁ゙あ゙あ゙ぁ゙あ゙あ゙ぁ゙あ゙ぁ゙あ゙あ゙ぁ゙ぁ゙あ゙ぁ゙あ゙あ゙ぁ゙ぁ゙あ゙ぁ゙あ゙あ゙ぁ゙ぁ゙――!!!!!!」
それは赤薔薇の声だった。
ドアの前に居た白薔薇は、あまりの恐怖に尻餅を着き、扉を凝視した。
それは、しばらく続いた…。
何時間経っただろうか、オレンと黒薔薇が部屋から出て来た。
白薔薇はハッと立ち上がる。
「ぁ…赤薔薇はっ?」
「・・・命に別状はない、成功だ」
そうオレンは言った。その途端、白薔薇はその場にへたれこんだ。
「よ、良かったぁ…」
力が抜けたようだと自分でも分かった。
「・・・さて、これからどうするんだ?」
ふと、オレンは聞いた。
「今、俺達は仲間を集めている…今は、黒、赤、白、そして、橙」
「そうか」
オレンは頷く。
「・・・このまま仲間が集まるだろうか」
ふと、オレンの言葉に黒薔薇は眉を寄せた。
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