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「ねーねー！藍って呼んでいーか？」
いきなり頭の上から降りかかる声…
稚明だ。
『どうぞ』
「俺桜井稚明だから稚明って呼んで？」
もう昔から呼ばさせてもらってます。
『稚明…』
とか言いつつ初々しく言ってみた。
「あ！隣の比嘉椎零も紅華欄なんだぜ！」
じ…と見ると見つめ返された。
というよりガンつけられた。
「ちなみに副総長」
ん？
『…総長は？』
「いないんだなー」
『総長いなくていいのか？』
「やっぱナメられるけど俺達の総長は１人しかいねぇから」
総長がいないって…
・・・
あたしがいなくなって結構経ってるのに…
「あ、こいつ榊原海翔。かなりいい奴だから！」
目の前にいる海翔。
身長高くなったなぁ。
「お前のその目カラコン？」
『あぁ』
カラコンっていうことにした方がいいな。
そっちの方がバレないし。
「俺もカラコン」
『赤いいよな』
「あぁ」
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