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鏡の前でカツラをかぶる。
『変わるな…』
髪型を変えるだけでも結構変わる…
「準備できたか？」
あたしは悠兄の方を向く。
「おー…愛華、かっこいいな。似合ってる」
『でもバレそうじゃない？』
「結構分からないぞ」
『じゃあいいや』
それからご飯を食べ、悠兄の車に乗り、一緒に学校へ行った。
「愛華、これつけてけ」
『何そのジャラジャラしたやつ』
悠兄の手にはネックレス、ピアス、リングなどアクセサリーがたくさんのっていた。
「不良校だから不良になれ」
『あたしジャラジャラしたの嫌い』
「我慢しろ」
昔からジャラジャラしたの嫌いだからピアスとネックレスしかしなかったのに…
結局全部つけるとチャラ男になった。
首には３つのネックレス、右手にはリングが３つ、左手には２つ、ピアスは両耳に大きいの１つ。
つけすぎだろ。
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