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「ついたぞ。ここが3組だ」
この扉の奥にみんながー…
成田は「呼ばれたら入ってこい」と言い残しクラスに入っていった。
5分程立ってから俺は呼ばれ、入ってった。
『…姫路藍です』
「クールだがみんな仲良くしてやれよー」
「はーい、質問!」
手が大きく上げられる。
その手の主は…稚明!?
「どこの族入ってるー?」
『…入ってない』
いつもより低い声で話す。
「入ってないんだ!珍しいね。ここには紅華欄とかいるんだ」
知ってます。
「実は俺紅華欄の幹部!」
まだ幹部なんだ。
あれから2年たってんのに…
『そっすか』
俺は興味ないというオーラを出した。
「質問タイム終わり~。個人でやれ。藍、席はあそこな」
あそこって…
零の隣!?
何考えてんの、成田……
「よろしく」
『…ども』
変わってないな…
ネックレスもまだしてくれてんだね。
それから成田はいろいろな連絡をし、解散ということになった。
悠兄のとこ寄ってこ。
聞きたいことたくさんあるし。
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