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「う…ぐぁっ!」
あたしの目の前で次から次へと倒れていく奴ら。
倒れていった奴にはあたしの回し蹴りが腹に入っていって倒れた。
「ひ…!!」
「紅姫が…こんなに強いなんて…」
県下一を誇る紅華欄。
その総長であるあたしが弱いわけない。
『もう一度聞く。裏で薬売ってるね?』
「あ…あ…」
彼が口を開こうとしたとき…
あたしは腕に傷をつけられた。
鋭い光を放っている刃物によって。
『っ…!』
「愛華!」
この事件を境にあたしはみんなの前から姿を消した―――
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