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入学式に出会って次の日、俺は聖に屋上に呼ばれた。
「お前が好きになった。だから俺と付き合え」
「・・・は?」
屋上に着くなり言われた言葉に、俺は唖然とした。
「あの・・・何の冗談ですか?ドッキリですか?もしかして罰ゲーム?」
「そのどれでもない。人の告白を冗談で済ますな」
おちゃらけた感じもしない彼。だがどうにも腑に落ちない。
「すみません、俺は男ですが」
「どこをどう見ても女に見えないから安心しろ」
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