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「優弥、あのね・・・」
「・・・馬鹿みたい」
「え・・・？」
「俺は、聖を「彼氏」だと思ってた。由菜を「親友」だと思ってた。でも・・・二人は違ったんだね。二人はそう思ってなかったんだね」
壊れる・・・壊れる・・・。止められない崩壊。
「アハハハハハ！馬鹿みたい！二人を信じてた俺が馬鹿だったんだっ」
「優？」
「優弥？」
「名前を呼ぶな！！！二人は俺が嫌いなんだろ？困ってる俺を嘲笑ってたんだろ？」
「優弥、違っ」
「違うなんて言わせない！この現状が何よりの証拠じゃないか！！」
大好きな彼氏。大切な親友。
でもそれは・・・全て偽りだったんだ。
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