昴の誓い

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店「いらっしゃいませ」 落ち着いた感じのしぶい店長が笑顔で招き入れた。 あたしは軽くお辞儀をすると、カウンターに腰をおろす。 店「ご注文は?」 菜「ホットココアで」 店「かしこまりました」 バタバタバタバタッ ガターンッ 突然、大きな音があたしを驚かす。 菜「うるさいな…誰っ」 イライラしながら振り返ると、そこには男子校の制服をきて、息をきらす男。 男「あ、ごめん…ついいつものクセで」 悪がきみたいに舌を小さくだして短い髪をくしゃくしゃする仕草が意外にもかっこいいし可愛い…… あたしがまじまじと見つめてたら男は視線に気が付いたのか、にこっとしながら寄ってきた。
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