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菜「はいはい。2人は幼稚園行くのよ。早くカバン持ちなさい」
修・有「はーい♪」
2人は上機嫌に挨拶をするとカバンを取りに2階へかけ上がった。
リビングで1人になったあたしは引き出しから1枚の写真を取りだし、青い空を見上げる。
菜「純也……元気にしてる??」
自然に漏れた独り言。
フッと笑ってしまう。
菜「きっと元気だよね。あたしも凄く幸せだから……」
修「まま-カバン持ってきたよ」菜「えっ」
グシャッ
振り返るといつの間にか修平と有紗が戻ってきてた。驚いて写真を軽く丸めてしまった。
菜「ごめんごめん。よーし!行こっか~」
修・有「うんっっ♪」
あたし達は元気よく家を飛び出した。
真ん中にあたしを挟んで2人の手をしっかり握る。
「あら矢部さん。おはようございます」
菜「おはようございます。いい天気ですね」
近所の住人はいつもあたし達に笑顔で挨拶をしてくれる。
そこがこの町の良いところだ。
「そうですね。有紗ちゃん。修平君。おはよう」
修・有「おはよ-ございます♪」
「いつも元気ね~羨ましいわ」
菜「あはははは。どうも」
数分歩いていると幼稚園に着いた。
生「おはようございます」
菜「おはようございます」
生「有紗ちゃんと修平君もおはようございます」
修・有「おはよ-ございます♪」
菜「今日もよろしくお願いします」
生「はい。おまかせ下さい」
菜「じゃあ有紗、修平?お昼になったら迎えに来るからね」
修・有「うんっ!!」
菜「よし!じゃあまたっ」
生「いいお母さんだね。若いし綺麗だしさっぱりしてるし」
有「うん♪日本1のままだもん」
修「違うよ!世界1のままっ!!!」
有「あ、そっかあ~」
生「ふふっそうだね」
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