目覚めの刻

2/5
前へ
/44ページ
次へ
それは唐突だった。 体が怠いとかの表現では足りない、兎にも角にも辛い状態に膝を折った。 体調が悪い。 いや、違う…これはそんなのではない。 何故かそんな予感がしてた。 救いを求める為、体が強張り思う様に動かない指で携帯を開いた。
/44ページ

最初のコメントを投稿しよう!

2人が本棚に入れています
本棚に追加