プロローグ

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長蛇の列から帰還した杏生(コウキ)に今の一連の出来事を話したところ... 「それは間違い無くツンデレだ。雪音さんはお前のことが好きなんだ! でも素直に言えない訳だ。 だからこそ学校でない河川敷を指定したのさっ! 自分から呼び出すことで自分を追い込み本当の気持ちを伝える気なんだよ!」 ...とのことらしい。 「そりゃないだろ。さっきだって俺のことを低俗なマゾヒスト呼ばわりしたんだぜ?」 「でも書き置きを残した。」 あぁもう... 考えるのも怠いや。 訳分かんねぇし。 畜生もういい! 杏生、プラス思考をありがとう! 俺は取り敢えずいい方向に考えることにした。 だってマイナス思考つまんねぇもん。
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