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事故にあった次の日から色々と調べられた。
頭の内部や外部。
手足の状態。
血液検査に視力検査。
全て調べ終わった時には、一週間経っていた。
そして、今日。
検査の結果が言い渡される。
俺は車イスに乗り、看護師に連れられ、一つの部屋に入った。
そこには、担当の医師とメンバーとマネージャーがいた。
俺を定位置に連れていき、看護師は後ろに下がった。
『今日、集まっていただいたのは、結果をお伝えしたいからです。』
その一言に、沈黙と妙な緊張感が押し寄せた。
『脳の状態に異常はありませんでした。
視神経などにも影響は何もなかったです。
言語の方も何もなかったですし。
ただ、脊椎に少し傷つきが見られました。
多分、ご本人が一番先にお気付きになられたと思いますが。』
『それって...。』
『ただ、完全に歩けないわけではありません。
足に麻痺が残る状態です。
それにリハビリをすれば、歩けるようにはなります。
ただし、調子が優れない時は、歩くことや一人で行動することも難しくなります。
それと以前のようには回復しないことを覚悟してください。』
『...。』
『回復の具合は亀梨さん次第です。』
そう言って医師と看護師は出ていった。
A『かめ、戻ろッ。』
仁はそう言って、俺の車イスを押し、メンバーと一緒に病室に戻った。
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