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兵士の血が飛び、戒兎の顔や服に付着する。鎌からは血が滴り落ち、まるで死神のようだった…
戒兎「あの日から、母さまに関する情報は無いか…。何か…何かないのか…」
戒兎「…考えても仕方ないか。情報を集めるしかないんだからな」
一人で自己解決したかのように、そう述べ戒兎は歩き出した
戒兎「だがさすがにこのままは駄目だな…。血を洗うか」
しばらく歩くと川を見つけてそこで血を洗い流すことにした
スッ
血の付いた衣服を脱ぎ軽く川の水で濯ぐ。元々色が黒な為目立たないのだが、血の匂いはするため一応洗う。身体と鎌に付いた血は水で丁寧に洗い流した
戒兎「ん?」
どこからか見られている気配がする
戒兎(さっきの兵士の仲間か?)
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