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この時、もはやミオは諦めていたに等しい。何度も言うようでしつこいだろうが、相手はグレン。いくらミオが魔法には自信がある、と言ったところで、どうにかなるなんて訳ではないのだ。
「や、っ…!グレン...!んッぅ...」
チュッ...
グレンはミオにキスをしてきた。ゆっくりと舌を差し入れ、絡ませる。
ミオは初めての感覚に戸惑いを隠せないようだった。
「やだ....っ!
来ないでよっ....
来ないでぇぇぇっ!!!」
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