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セーラー服を着た少女と学ランを着た少年が夕焼けがとても綺麗に見える坂道をくだっている
「ねぇねぇ、マオちゃん……」
少女はにっこり笑いながら真緒(マオ)と呼ばれた少年に言う
「?なんだよミオ……」
真緒と呼ばれた少年は歩きながら澪(ミオ)と呼ばれた少女をチラッと見たあとまた前を向いた
「ねぇねぇ、お腹………空かない?」
「空かない」
「……う゛ぅ~」
澪は頬を膨らませながらスタスタと前方を歩く兄をみた
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