第一章

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時刻は10時を回っていた。 「なんか食べよ」 遅い夕食。 お湯を沸かして、インスタントラーメンの袋をあけた。 お湯は超少なめ。 麺はちょっと固め。 最後に卵を落として掻き混ぜて完成! お母さん直伝の汁無しラーメン。 「まぁまぁかな」 本家にはまだまだ敵わない。 ラーメンをすすりながら、 さっきから付いてるだけのテレビをぼうっと眺める。 芸人ばかり出てくる最近の番組は好きじゃない。 みんな何が面白いんだろう。 結局いつものニュース番組にチャンネルを変えた。 .
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