序章

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人形なんて気持ち悪い。 そう思ったのに、目が離せなかった。 横にしたら、目を閉じる仕掛けだった。 青い瞳が、長い睫毛に隠れた。 「へえ」 瞳。 ひとみ… 「ひとみちゃんだ」 私は確信した。 この子の名前は ひとみちゃん。 .
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