-P side-
俺の家に泊まった仁は、今ぐっすりと眠っている。
俺はそれをもう一度確認して、ある人に電話をかけた。
3コール目にその人は電話に出た。
(..もしもし..)
『あ、かめ??』
(あ、山P。)
『仕事、お疲れ様。』
(ありがとう。仁は??)
『今、寝たとこ。』
(そっか。)
『大丈夫、バレてないから。』
(そっか、ありがとね。)
『明日、仁にプレゼント買ったら一緒に行くから。』
(わかった。)
『じゃあ、おやすみ。』
(おやすみ。)
かめとの電話を切って、俺はすぐに眠りについた。
次に目を覚ましたのは、9時だった。
仁はまだ夢の中だった。
俺がベッドから出て、しばらくすると仁も起きてきた。
俺らは共に着替えを済ませて、車で目的地に向かった。
着いたのは、アクセサリーショップ。
『ここで何を買ってくれんの??』
『何でもいいけど。』
あちこち見て、仁は立ち止まった。
『じゃあ、あれ。』
仁が指差したのはアヒルの置物。
『かめがそんなに恋しいか。』
『恋しいよ。』
『わかった。』
俺は店員に伝え、会計を済まし、仁の元に戻った。
『どうぞ。』
『ありがと。』
『いいえ。』
それからは、いろいろと店を回って、時間をつぶした。
ある程度回った時、俺の携帯が鳴った。
メールを確認して、携帯を閉じた。
『さ、そろそろ行くか。』
『あぁ。』
俺は車を発進させた。
車を走らせ、20分。
かめの家に到着した。
『かめの部屋、真っ暗じゃん。』
『いいから、行くぞ。』
仁は渋々、車を降りた。
俺らはゆっくりとかめの家に向かった。
仁はゆっくりドアノブを回した。
『...開いてる。』
仁は恐る恐る、中に入った。
リビングに入った瞬間、ローソクに火がついたケーキと共にかめが現れた。
最初のコメントを投稿しよう!