バイキンマンの悩み

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バ「どうして俺様…あ…カメラ回ってないんだ…ボクは毎回負けてしまうんだろう…」 カメラの前では自分を俺様と呼ぶバイキンマン しかしプライベートではボクである バ「Σ‼そうか‼アンパンマンが強すぎるんだ‼」 バ「ん~…ジャムおじさんあたりなら勝てんじゃね⁉うん‼そうしよう‼」 こそこそとアンパンマンと地上最強の生物バタ子が留守の間にパン工場へやって来た バ「いたいた🎵まーた泣きながらパン焼いてんのか…きっとまたバタ子に売り上げが少ないとか言われたんだろうなぁ…可哀想に…ん?あれ?なんでボクも泣いてんだろ?」 自分と同じ苦しみを知るジャムおじさんに知らないうちに同情してしまうバイキンマン いいやつである バ「よ、よし‼いくぞ‼」 バタッ‼ ジ「?」 バ「お、おい‼ジャムおじさん‼ボク…じゃない💦俺様と勝負しろ‼」 ジ「ま、待ってよ💦なんでアンパンマンじゃないんだい?💦」 バ「うるせぇ‼お前が一番弱そうだからだよ‼いくぞ‼」 ポカポカ‼ ジ「い、痛いよ💦やめてよ💦」 バ「うるさいうるさーい‼」 ポカポカ… ジ「やめてよ…💦」 バ「うるさーい‼」 ジ「やめっ…」 ポカポカ… ジ「やめろ…コラ…」 バ「え…?💦」 ガシィッ‼ バイキンマンの胸ぐらを掴みケン〇ロウのような目で睨みつけるジャムおじさん バ「えっ⁉💦えっ⁉💦」 ジ「アンパンマンとバタ子さんになら負けるけど…北斗〇拳の伝承者ジャムが…キサマらバイキンごときに負けるはずがなかろう‼」 バ「Σ⁉💦」 ジ「死ね…」 胸ぐらから手をはなすとジャムおじさんは構えた ジ「ア~タタタタタタタタタタタタ…ホワッタァ‼‼北斗‼百〇拳‼」 ドドドドドド…バキィッ‼‼ ものすごい速度でジャムの拳がバイキンマンにめり込む‼ ジ「お前はもう…死んでいる‼」 バ「ひでぶっ‼‼」 粉々になるバイキンマン ジ「工場長をなめんじゃねぇ‼」 そう一言言いすてるとまたパン作りに戻った… その後、一度分裂してしまったバイキンマンは再生するのに5ヶ月かかった… そして彼はついに悩みの答えを出し、思うのであった…「暴力はいけない」と…
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