ホラーマンの日常

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ホ「今日も出番なしか…」 とぼとぼと森の中を歩くホラーマン ホ「おっと💦」 ガラガラガッシャン‼ 石につまづいて転んだだけでバラバラになってしまうホラーマン ホ「拾わなきゃ💦」 自分で自分の骨を拾うとは…なんとも複雑である ホ「なんで出番少ないかなぁ~…」 そんなホラーマンを森の中で遊んでいた子供たちが指をさして言う 子1「あっ‼ホラーマンだ‼」 子2「えっ⁉マジ⁉」 子3「キン骨マンじゃね⁉」 子1「てか大して変わんないよね(笑)」 子4「タモリタモリ」 子2「なんかめんどい‼」 子3「骨とかマジないわ‼」 子4「エドッコエドッコ」 子1「よく見るとキモッ‼」 子2「行こうぜ‼」 子4「ゲヒゲヒゲヒ」 パタパタと逃げるように去って行く子供たち 約1名ヘンなやつがいるが… ホ「……」 呆然とするホラーマン ホ「……オラこんな村~嫌だぁ~‼オラこんな村~嫌だぁ~‼」 吉幾三⁉ 歌いながら自分を鼓舞しようとスキップするホラーマン 手と足が一緒である ア「パトロールってヒマだな…お?ガイコツ野郎だ‼」 パトロール中のアンパンマンがホラーマンを発見 ホ「東京へ出た~なら~…」 ア「あばらも~らいっ‼」 あばら骨を3本ほど盗んで行くアンパンマン ホ「あぁっ⁉」 正気に戻るガイコツ野郎 ア「キモッ‼」 ポイッ あばら骨を川に投げ捨てるアンパンマン ア「帰って手ェ洗お」 バビューンと飛び去るアンパンマン ホ「……」 2時間は泣いたとホラーマンは言う 店「いらっしゃいませ~✨ご注文はお決まりでしょうか?」 とあるケンタッキーフライドチキン ホ「あの…単品でアバラんとこください」 しばらくの間、ホラーマンのあばら骨3本が異様に細かったと言う…
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