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会議室のような部屋の前を
過ぎようとした時、
その部屋の扉が開いた。
「うわ!ビックリしたー」
安だった。
「どうしたん内?」
もう事情だって
全部知ってるくせに。
安は俺の顔をのぞき込んだ、
泣きそうな顔をしていた。
「…ううん」
「あ、みんな!内おるで」
安の声で、奥から
関ジャニ∞のメンバーが全員出てきた。
「おー内、元気か」
村上くんの第一声は
それだった。
「うわ、泣きそうな顔
しとんぞコイツ」
そう言ったのは、
すばるくんで。
「うわあ、
久しぶりやねえ内!」
そう笑ってくれたのは、
丸だった。
「……。あの、俺」
「ええて。
みなまで言うな」
俺の頭を撫でてくれた
村上くん。
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