第3章

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「さて、制服がシワになる前に着替えましょうか。とりあえず、僕の服を着ておいて下さい」 樹はクローゼットをガサガサあさると、スウェットを一着出してくれた。 「ありがとう」 「いいえ。気にしないで下さい」 振り返ると、樹は既に上半身裸だった。 すらっと背が高いけど、決して貧弱ではない。程よく筋肉が付いていて、手足も長くて、まるでモデルのようだ。 やっぱり格好いい。 ちょっと悔しくて、急いで着替えた。
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