すべての始まり

10/10
前へ
/50ページ
次へ
そのことを聞いた2人は 時間が止まったように 動けなかった… いつも無口で自分のしたいこと などは一切言わないあの龍也が そんなことを言うとは 2人は本当に思っていなかった そんな中たかちんが話始めた 「作るってサッカーは3人で できるもんじゃないし 人数だって集まるかわからん。 クラブを作ることだって そんな簡単なことじゃない やろうしそれは無理やって…。」 「俺はいいと思う…。」 真剣な声ですーさんが言った そして続けた 「高校に入ってから毎日が暇で 何度も中学の時みたいに 毎日楽しくてやりたいことが あった時みたいに戻りたいって 思ってた…。 俺は龍也に協力する。」 最後は強くそう言った たかちんも悩んだ様子で 考えた結果 「わかった…。俺も協力する。」 その言葉で3人は顔を見て笑った これがすべての始まりだった
/50ページ

最初のコメントを投稿しよう!

5人が本棚に入れています
本棚に追加