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そのことを聞いた2人は
時間が止まったように
動けなかった…
いつも無口で自分のしたいこと
などは一切言わないあの龍也が
そんなことを言うとは
2人は本当に思っていなかった
そんな中たかちんが話始めた
「作るってサッカーは3人で
できるもんじゃないし
人数だって集まるかわからん。
クラブを作ることだって
そんな簡単なことじゃない
やろうしそれは無理やって…。」
「俺はいいと思う…。」
真剣な声ですーさんが言った
そして続けた
「高校に入ってから毎日が暇で
何度も中学の時みたいに
毎日楽しくてやりたいことが
あった時みたいに戻りたいって
思ってた…。
俺は龍也に協力する。」
最後は強くそう言った
たかちんも悩んだ様子で
考えた結果
「わかった…。俺も協力する。」
その言葉で3人は顔を見て笑った
これがすべての始まりだった
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