《記憶》‐a memory‐

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「俺は綺麗だと思うぞ?黒髪…朔は嫌いなんだな?」 「そう、だ…よ。」 髪の所為で… 瞳の所為で… 「あーごめんな。たださ、俺はお前の髪は嫌いじゃないし綺麗だと思う訳。な?」 どうやら俺は泣いていたらしい。 「訳わかんない…」 「まぁ、だからそのままでいいと思うぞ?」 「いやだ。」 俺を宥めようとするイタルに俺は首を降りまくった。 すると…イタルは俺から離れて立つと二階へと続く階段だろうか?階段を登って行ってしまった。 「………イタル?」 「あほ。何、また泣きそうな顔してんだ?」 いつの間にか俺の後ろにいてそして、カラースプレーとやらを持ってきた。
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