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―――― ふにょっ
（…あれ…。この感触…）
「まあま？」
「…凛っ？！」
いきなり感じた凛の柔らかい頬の感触。驚く間もなく凛は蒼の胸に飛び込んで来た。
「そこまでですよ～？。土方さんっ。」
蒼のすぐ傍らにはニーッコリと笑う総司がいる。
状況を理解した土方は額に手をあてため息を吐いていた。
「駄目ですよ？
蒼さんは土方さんの、その他大勢の女子達とは違うんですから。こんな所でせっ……うわっむがっ…」
「っっ待て総司っ。話は帰ってから……っこら、動くなっっ」
総司の口を慌てて塞ぐ土方を、蒼はポカンと見ていた。
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