☆*:・°始まり★:*:・°

3/4
前へ
/30ページ
次へ
中には一通の黒いテガミ。 「………なんだこれ…?メチャクチャ怪しすぎ…。キモチ悪!無視だ無視!!」 俺はそのテガミを机の上に放り投げた。 └|∵|┐♪┌|∵|┘ 俺は肌寒さを感じ起き上がった。 いつのまに寝たのだろうか。辺りは赤く染まっている。 「うお!やべぇ!いつのまに!てか寒っ!」 見るとカーテンがヒラヒラとなびいている。 「なんだよ。開いてた…………!!!」 ふとカーテンに影がさす。家には誰もいないはず。 泥棒っ!!! 俺は身構えた。 「だ……誰でちゅか!!!」 うおうっ!かんじまったよ! 俺は恥ずかしさにたえる。 「……お迎えに上がりました……棗様。」 「おうそうかそうか……………て迎え!?」 ついのってしまった。 「そんなの知らねーよ!!!!なんなんだよ!!!」 「えっ?テガミを差し上げましたが……。」 「テガミ!?んなのもらってねぇぞ!?」 俺はどなりちらす。 「いえ。差し上げました。黒いテガミを。」 ………ぽくポクポク……………チーン。 あれか!!!!! 俺は勢いよく机の上のテガミを取る。 ガサガサ 中から折り畳んである紙をとりだす。
/30ページ

最初のコメントを投稿しよう!

36人が本棚に入れています
本棚に追加