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中には一通の黒いテガミ。
「………なんだこれ…?メチャクチャ怪しすぎ…。キモチ悪!無視だ無視!!」
俺はそのテガミを机の上に放り投げた。
└|∵|┐♪┌|∵|┘
俺は肌寒さを感じ起き上がった。
いつのまに寝たのだろうか。辺りは赤く染まっている。
「うお!やべぇ!いつのまに!てか寒っ!」
見るとカーテンがヒラヒラとなびいている。
「なんだよ。開いてた…………!!!」
ふとカーテンに影がさす。家には誰もいないはず。
泥棒っ!!!
俺は身構えた。
「だ……誰でちゅか!!!」
うおうっ!かんじまったよ!
俺は恥ずかしさにたえる。
「……お迎えに上がりました……棗様。」
「おうそうかそうか……………て迎え!?」
ついのってしまった。
「そんなの知らねーよ!!!!なんなんだよ!!!」
「えっ?テガミを差し上げましたが……。」
「テガミ!?んなのもらってねぇぞ!?」
俺はどなりちらす。
「いえ。差し上げました。黒いテガミを。」
………ぽくポクポク……………チーン。
あれか!!!!!
俺は勢いよく机の上のテガミを取る。
ガサガサ
中から折り畳んである紙をとりだす。
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