36人が本棚に入れています
本棚に追加
ハァハァハァ…………
「くそっ。ここどこだよ!!!なんなんだ!!!」
薄暗い森の中。棗の叫びが響き渡る。
「だぁ―――もう!!」
棗は木に腰を下ろした。
「なんなんだよ…帰れねぇじゃん。まじありえねぇ………。」
と棗がブツクサ言っていると
ガサガサ
茂みが動く。
ビクッ
俺はびびる。
茂みの中から何かが現れた。
『人間の匂い………』
黒い塊がやってくる。
ななんだ!次から次へと!!!
『人間………食う………!!!』
その塊が俺に牙をむく。
「わぁ――――!』
俺は腕でかばう。
最初のコメントを投稿しよう!