○バレンタインデーのトラウマ

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「はぁ・・・・憂鬱だ・・・。」 いつもなら憂鬱なんて言葉を口に出さないコルサが、ダイニングテーブルにデコをくっつけ「うぁ~」やら「私はもう駄目だ~」とぼやいている。 「珍しい事もあるもんだな。お前が落ち込むなんて。ポジティブだけが取り柄なのに。」 後ろを振り向くと、遺跡調査に出かけていたアスクとヘルガーが立っていた。 「一言余計です。私だって悩み位ありますよ・・・ハァ・・・なんでこの世にあんなイベントがあるんだ・・・バレンタインなんか消えてなくなってしまえー!!」 机をバン!と叩き、大声で叫んだ後にハッとし、後ろを振り向くと案の定、アスクとヘルガーが目を丸くし驚いていた。
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