🌕コルサとヘルガーのお留守番

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「ヘルガー連れて行かないんですか?」 「あの状態じゃ無理だろう。」 「・・・ですよね」 その後も色々と頑張って説得したが、健闘むなしく、ヘルガーとのお留守番が始まった。 で、現在に至る。 「ちょっと見てこよーっと。ヘルガー。何か困ったことないー?」 読んでいた雑誌をテーブルの上に置き、ヘルガーのいる部屋の戸を少しあけてみた。 すると・・・・・ 「ウ”-ガウガウッ!!」 まるで覗くなと言わんばかりの鳴き声。 これには流石のコルサも撤退した。 「・・・やっぱりダメか。」 噛まれたり吠えられるのは日常茶飯事だが、此処まで吠えられるのは少し珍しい その理由は昨日までさかのぼる。
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