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「ヘルガー連れて行かないんですか?」
「あの状態じゃ無理だろう。」
「・・・ですよね」
その後も色々と頑張って説得したが、健闘むなしく、ヘルガーとのお留守番が始まった。
で、現在に至る。
「ちょっと見てこよーっと。ヘルガー。何か困ったことないー?」
読んでいた雑誌をテーブルの上に置き、ヘルガーのいる部屋の戸を少しあけてみた。
すると・・・・・
「ウ”-ガウガウッ!!」
まるで覗くなと言わんばかりの鳴き声。
これには流石のコルサも撤退した。
「・・・やっぱりダメか。」
噛まれたり吠えられるのは日常茶飯事だが、此処まで吠えられるのは少し珍しい
その理由は昨日までさかのぼる。
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